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‘2011/12/18’ カテゴリーのアーカイブ

海への放射性物質の流出と、影響についてのまとめ

2011/12/18
こんにちは。hiraです。

 

今回も原発・放射能関連の記事ですが、

放射性物質も不用品、廃棄物の一種(しかも、究極の)

ということで、ひとつご容赦頂ければと思います。

 

————-

 

ここ数日、海への放射性物質の流出についての

報道が増えてきたように思います。

それらへの感想です。

 

放射能汚染水の処理水「安易に放出しない」 東電計画 朝日新聞12/15

保安院 海への汚染水、ゼロ扱い 「緊急」で法適用外 東京新聞 12/16

 

「たてまえ」もここに極まれりですね。子供騙しですら、ありません。

さて、実際の測定数値はこちら。↓

 

海水からストロンチウム…濃度限度の240倍 読売新聞 6/13

福島沖のセシウム、事故前の58倍 海水の高感度調査 朝日新聞 10/5

 

少しだけ前の情報ですが、ストロンチウムセシウムの半減期は

約30年だということを付け足しておきます。

 

————-

 

さて、セシウムとストロンチウムが流出すると、どうなるんでしょうか。

今さらかもしれませんが、おさらいしておきます。

 

まず、セシウムやストロンチウムが、海に生きる動植物の体内に入ります。

体内に入ったら、すぐ出て行くでしょうか?排泄物などで?

 

いいえ、生物に必要な栄養である、カリウムカルシウムに似ているため、

海草や魚介類の体内に、取り込まれます。そして毎日、蓄積していきます。

 

そして、毒を蓄積した海草を小型魚が食べ、それをまた大型魚が食べ・・・

という食物連鎖を通して、どんどん濃縮されていきます。生物濃縮です。

 

そして、その食物連鎖の頂点として、最後に行き着くのが、人間です。

さらに言うと、生まれてくる胎児・子供に、これまた濃縮されて伝わります。

 

これは、放射能の素人であるhiraの仮説ではありません。

国の機関である、水産庁でも言っていることです。

 

水産物についてのご質問と回答(放射性物質調査)~12月16日更新~ より。

>Q.海水や食物連鎖によって魚の体内で放射性物質が濃縮、蓄積しませんか 

>A  カリウム等の他のミネラルと同様に、

海水中や餌中に含まれる放射性セシウムは

魚の体内に取り込まれ、その後徐々に排出されていきます。

>これまでの研究によると、海産魚の放射性セシウムの濃度は、

>周囲の海水中の放射性物質の濃度の5~100倍に濃縮

(食物連鎖による影響を含む)することが 報告されており、

海水中の放射性物質の濃度が上がれば高くなり、

逆に、下がれば徐々に排出されて50日程度で半分程度に減少する

>ことが分かっています。

 

海から放射性物質が無くなれば、50日で半分になる。

しかし放射性物質が増えれば、逆にもっと濃くなる、というわけです。

 

さて、これから海の放射性物質の量は、減るでしょうか。

震災から9ヶ月も経っていることですし、そろそろ収まったのでは?

 

放射能汚染水、海へ放出検討 東電、保管に行き詰まり 朝日新聞 12/8

汚染水、海放出「漁協の同意を」 経産相 東京新聞 12/13

 

・・・時間が経ったことで、問題が減るどころか、逆に増えています。

汚染水が溜まりすぎて、もう海に捨てるしか無いようです。

 

ここで冒頭に貼ったニュースに繋がるわけですが、

本当にひどいダブルスタンダードです。

政府内で話す人が変わるたびに、話す内容が変わっています。

 

何が正しいのか、我々は自分で考えなければなりません。

 

————-

 

さて、では我々はどうすればいいのでしょうか。hiraの考えを述べます。

考えと言うか、「実際に私はこうしている」という方法です。

 

・3.11以降に太平洋側で獲れた海産物は口にしない。

東北、関東で水揚げしたものに限らず、です。

海には海流があります。魚も、回遊するものが多いです。

漁場から遠い港で水揚げするケースもあるでしょう。

だから、東北以外の港の魚でも、汚染の可能性はあると考えています。

特に警戒しているのは、貝類です。

もともと「貝はあたりやすい」と言われるように、毒を溜め込む性質があります。

 

・海産物は、3.11前に加工されたもの、輸入物でまかなう。

サバ缶などの加工品は、まだ探せば3.11前のものが見つかります。

和食には、鰹節や、昆布などのダシが必須ですが、

3.11前に加工されたものを早めに買い込んで、備蓄しています。

(いずれ、それらを海外で生産してくれるようになるといいんですが・・・)

hiraはサーモンの刺身が好物でしたが、今はノルウェー産を買っています。

 

————-

 

チェルノブイリ原発事故に比べて、福島第一原発では

放射性物質の漏出について「大気への放出量」については、少ないようです。

 

しかし、チェルノブイリは海に面していないので、海への汚染、

海産物汚染は、必然的に福島の方が多くなります。

 

そして、福島の方はまだ放射性物質の漏出が続いていますので

その総量はどれほどになるか、いまだ見当もつきません。

 

よって今後わたし達は、海からの健康被害について

厳重に警戒し、管理し、対策しなければなりません。

 

(参考)これまでの「大気への放出量」と、全「放射能量」 NHK科学文化部

(映像)youtube「チェルノブイリ」検索結果(ショッキング映像が多いので注意)

 

————-

 

わたしは、放射能問題は、いわゆる”風評被害”ではないという見解です。

水俣病などの公害病が発生した際も、この「風評被害説」はありました。

そしてその結果がどうなったか・・・義務教育の教科書に載っています。

 

hiraの地元の知り合いにも、漁業関係者はいます。

しかし、そういった情実に左右されていい問題ではないと思います。

自分と家族の生命に関わる問題です。

「思いやりの心は無いのか!」とお叱りを受けたこともあります。

「空気を読め」「地元を動けない人の気持ちを考えろ」とも。

 

これが”気持ち”や”心”の問題なら、どれだけ良かったことでしょう。

これは、考え方や、気持ちの問題で済むことなのでしょうか。

自分には、目の前に津波が迫ってきている時に、”避難するかどうか”を

正しいかどうか議論している、そんな状況に思えます。

 

とはいえ、hiraに守るべき家族もいず、将来子供を作る予定も無かったなら、

北海道への自主避難も、海産物への警戒も、していなかったかもしれません。

 

しかし、子供のいる家庭、若い夫婦なら、警戒する必要があると思います。

実際、hira周りの避難者も、そういった家庭ばかりです。

最もリスクの高い当事者であるという自覚を持つ方は、増えています。

 

————-

 

震災から9ヶ月で報道が増えてきたということは、地震への対応が一通り落ち着いて、

ようやく今後に目を向けられるようになった証なのかもしれません。

そうであって欲しいです。

 

危険性がもっと周知されて、情報が行き渡った上で、

皆さんが納得される行動が取れる環境であれば、

それがどういった結論であろうと、それが最善の状態だと思います。

 

ここでまとめた内容が、この記事を読まれた方の参考になれば幸いです。

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